
便利家電ゲットの巻
前回の更新で「もう少し早いペースで書けたら」なんて書いた手前、早速もう1本更新してみます。今回はガジェット系というか、家電の話。最近買って本当によかったものについてです。
結論から言うと、シャープのヘルシオシリーズ。過熱水蒸気オーブンレンジの「ヘルシオ」と、自動調理鍋の「ホットクック」です。特にホットクックについては、ここ数年で買ったものの中で圧倒的第1位と言い切ってもいいくらい、生活が変わりました。
まず、導入前のわが家の食生活を正直に告白しておきます。
とにかく「できたやつ」を買ってくる生活でした。スーパーで出来合いのお惣菜をまぁまぁ買ったり、ウーバーで頼んだり、スシローの持ち帰りだったり、王将だったり丸亀だったり。食べたいものを、すでに完成した状態でゲットする。それが基本方針でした。
言い訳をさせてもらうと、忙しかったんです(前回の記事参照)。仕事に家のこと、Johnとこはくの世話。夕方に「さて今日は何を作ろうか」と考えて、買い物して、下ごしらえして、火加減を見ながら調理して……という一連の工程に割く気力が、正直なところ残っていない日が多かった。だったらプロが作ったおいしいものを買ってくればいいじゃないか、と。それはそれで一つの合理的な判断だったと今でも思っています。実際、外食やテイクアウトの選択肢が充実している時代ですから、それで困ることは特にありませんでした。ただ、毎日となるとさすがに味が濃いものに寄りがちだったり、「今日も同じようなものだな」という小さなマンネリ感があったのも事実です。
ところが、です。ホットクックがわが家に来てから、この前提が根底からひっくり返りました。
材料を切って、内鍋に入れて、調味料を入れて、ボタンを押す。以上。あとは勝手においしい料理が出来上がっている。最初に使ったとき、正直「え、こんなことある?」と思いました。かき混ぜも火加減も全部機械がやってくれて、しかも仕上がりが安定している。毎回ちゃんとおいしい。
もともとホットクックの存在自体は、勝間和代さんの発信で知ってはいました。ずいぶん前から熱心に勧めていらっしゃるのは目にしていて、「便利そうだな」くらいには思っていたんです。ただ、正直「自動調理って言っても、まぁそれなりの味なんでしょ」と、どこかで疑っていました。ちゃんとおいしいものは人の手で作るものだ、という思い込みがあったんですね。実際に使ってみて、この思い込みは完全に間違いだったと認めざるを得ませんでした。安定しておいしい。これは使ってみて初めて知った事実です。

無水カレーあたりから始めて、肉じゃが、豚の角煮、蒸し野菜、煮込み系はだいたい試しましたが、失敗という失敗がありません。特に無水系の料理は、野菜の水分だけで仕上がるので味が濃くて、「これ、外で食べるやつより好きかも」と思うことすらあります。
そして今、わが家には新しいルーティーンが確立されています。
夕方、食材を切って内鍋にセットして、スイッチを押してからJohnの散歩に出かける。1時間ほど歩いて帰宅すると、玄関を開けた瞬間にいい匂いがして、料理が全部できている。この瞬間の幸福感、伝わるでしょうか。散歩でリフレッシュしたところに、湯気の立つ夕食が待っている。Johnも「なんかいい匂いするな」という顔でキッチンのほうを見ています(あげませんが)。
以前は散歩から帰ってから「さて夕飯どうするか」が始まっていたわけで、この差は本当に大きい。時間が浮くというより、「夕飯どうしよう」という思考の負担がまるごと消えるのが効いています。頭の中に常駐していたタスクが一つ消える感覚です。
で、ここからが本題というか、沼の話なのですが。
あまりに便利すぎて、2台目を買いました。スープとみそ汁専用のホットクックです。
1台だと当然「今日はメインを作るか、汁物を作るか」の二択になるわけで、使えば使うほど「もう1台あれば同時にいけるのでは……?」という考えが頭をよぎるようになりました。普通なら「いやいや、調理家電を2台並べるのはさすがに」とブレーキがかかるところですが、毎日の満足度の上がり方を体感してしまった後では、もう止められませんでした。
メインのおかずを1台目で作りながら、2台目で汁物を並行調理する。これでわが家の夕食は、ほぼ全自動体制が完成しました。人間がやるのは食材を切って入れることだけ。あとは2台のホットクックが黙々と働いてくれて、散歩から帰る頃には一汁一菜、いや一汁二菜くらいが整っている。もはや小さな調理場を雇っているような感覚です。
ヘルシオのオーブンレンジのほうも活躍しています。こちらは過熱水蒸気で焼いたり温めたりするタイプで、買ってきたお惣菜の揚げ物を温め直すと、衣がサクッと復活するのに感動しました。電子レンジで温めるとどうしてもしんなりしてしまう揚げ物が、揚げたてに近い状態に戻る。これは出来合い生活の経験が長かった身としては、革命的な機能です。魚を焼くのもフライパンより断然きれいに仕上がりますし、後片付けも楽。ホットクックが「煮る・混ぜる」担当、ヘルシオが「焼く・温める」担当という分業体制で、キッチンがちょっとした工場のようになってきました。

出来合い生活からの変化として、地味にうれしいのは食生活の中身です。自炊のハードルが極限まで下がった結果、野菜を食べる量が明らかに増えました。無理して健康的にしようとしたわけではなく、「野菜を切って入れるだけでおいしくなるなら入れるか」という自然な流れでそうなった。頑張って改善したのではなく、仕組みが変わったら結果が勝手についてきた、という感じです。
思えば、便利家電というものを長らく侮っていたのかもしれません。「時短にはなるけど、味や仕上がりはそれなり」というイメージをどこかで持ち続けていました。でも今の家電は、時短と品質を両立してくる。むしろ火加減や混ぜるタイミングについては、人間より正確なくらいです。人間は食材選びと味の方向性を決めることに集中して、あとの実行は機械に任せる。この役割分担に一度慣れてしまうと、もう元の生活には戻れそうにありません。
というわけで、今回は完全に布教記事になってしまいましたが、それくらい知らない人に教えてあげたいQOL向上でした。「毎日の食事づくりがしんどい」「気づけば出来合いばかり」という方には、本気でおすすめします。決して安い買い物ではないですが、浮いた時間と気力、そして毎日の「帰ったらできてる」という幸福感を考えると、わが家では完全に元を取ったと思っています。
次はホットクックの具体的なおすすめレシピ編でも書こうかな。それではまた。
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気づけば夏になっていた話
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この記事を書いた人 Wrote this article
john-family 男性
ずっと旅行をしていたい。愛犬Johnが来てからはなかなか気軽にお出かけできなくなったけど違う癒やしにあふれているからOK。社会人生活はベテランです。兵庫県在住。興味があちこちにいくので雑記帳になっちゃうかも。