今年の家電MVP


今年買っていちばん「生活が変わった…!」と感じたモノを挙げるなら、迷わず **スティック型の布団乾燥機(cado フェーン)**です。

今年のMVP家電:なぜスティック型布団乾燥機だったのか

ここ数年、冬の夜は

  • 布団がひんやりしてなかなか寝つけない
  • なんとなく湿気っぽくて、朝起きると布団が重い
  • 湿気とダニも気になるけど、布団を干すのもめんどう

みたいな「小さなストレス」が積み上がっていました。

電気毛布や湯たんぽも試しましたが、

  • コードが邪魔だったり
  • 朝起きたら汗ばんでいて、逆に疲れていたり

「ベストな答えではないな…」と感じていたところに、
スティック型布団乾燥機という選択肢にたどり着きました。

そもそも「スティック型布団乾燥機」ってどんなもの?

従来の布団乾燥機のイメージって、

  • ホースが長くて収納がかさばる
  • マットを広げたり片付けたりが面倒
  • 見た目が“ザ・家電”でテンション上がらない

という感じでしたよね。

一方、スティック型はざっくり言うと、

  • ほぼスティック掃除機のような細長い本体
  • 布団の端からノズルを差し込むだけでOK(マット不要)
  • 自立したり、壁に立て掛けたりできて 収納が省スペース
  • デザイン家電寄りのモデルも多くて 出しっぱなしでも絵になる

というのが大きな特徴です。

代表的なスティック型布団乾燥機たち(ざっくり比較)

まず「どんな商品があるの?」というところから、主なスティック型をいくつかピックアップしてみます。

商品名特徴ざっくり価格帯の目安(税込)
cado 布団乾燥機 FOEHN 001(フェーン)FEN-001デザイン家電ブランドcadoの布団乾燥機。マット・ホースなし、コンパクトでインテリアになじむデザイン。実売で約16,000円前後(価格.com)
recolte(レコルト) スティック ふとんドライヤー RFK-1約7.3×38.5×7.0cm・約820gとかなりスリム。靴用ノズルも付属していて多用途。メーカー希望小売価格16,500円、実売は1.1〜1.6万円前後(価格.com)
QUADS スマートふとん乾燥機 STICK DRY QS426コストコでも扱われるモデル。オゾン消臭機能付きで「乾燥+ニオイ対策」が売り。オンライン価格おおよそ8,000〜10,000円前後(コストコ)
NELL ふとん乾燥機(スティック型)睡眠ブランドNELLの新製品。アロマ対応で「香り×温度×湿度」で睡眠環境を整えるコンセプト。公式価格30,000円(税込)(株式会社Morght)

だいたい 8,000円〜3万円くらいのレンジで、
「コスパ重視〜睡眠ガチ勢まで」幅広く揃っている、という印象です。

cado FOEHN 001 FEN-001(フェーン)

私が買ったモデル

¥16,280

recolte スティックふとんドライヤー RFK-1

おしゃれ系

¥16,500

QUADS STICK DRY QS426

コスパ重視

¥7,998

NELL スティック型ふとん乾燥機

睡眠ブランド

¥30,000

わが家が選んだのは「cado フェーン」

いろいろ見比べた結果、**うちが実際に買ったのは「cado(カドー)」の布団乾燥機 フェーン(FOEHN 001 / FEN-001)**です。

選んだ決め手

  1. 圧倒的にシンプルな見た目
    • まず、見た瞬間に「これ、家に置きたい」と思えるデザインでした。
    • マットグレーの質感と、無駄のないスティック形状。
    • いかにも家電!という雰囲気じゃなくて、インテリアの一部に見えるのが好印象。
  2. ホースもマットもない気軽さ
    • 布団の端からノズルを差し込んで、スイッチを押すだけ。
    • セッティングにかかる時間がほぼゼロに近いので、「今日はやめとくか…」が起こりにくい。
    • 面倒くさがりには、ここがものすごく大事でした。
  3. 価格バランス
    • 実売で1.6万円前後。
    • 「毎日使って、数年単位で見るなら全然アリ」と感じるライン。(価格.com)

実際に使ってみて感じた「熟睡レベル」の変化

正直に言うと、
「布団乾燥機なんて、あったら便利かな」くらいのテンションで買いました。

ところが使い始めて数日で、

あ、これは“便利な家電”じゃなくて“睡眠の質を変える道具”だ…

と考えがひっくり返りました。

① 布団に入った瞬間から「あ、今日はよく眠れそう」

  • 寝る 10〜15分前くらいにスイッチオン
  • 歯磨きや寝る準備をしているあいだに、布団がじんわりあたたまります。
  • ベッドに入った瞬間の 「ひやっ」から「ふわぁ〜」への変化がすごい。

この「最初の5分が気持ちいい」って、
思っている以上に 入眠のしやすさに直結するんですよね。

冷たい布団だと、無意識に肩や首に力が入ってしまいがちですが、
温まっていると 最初から力が抜けた状態でスタートできます。

② 夜中に目が覚める回数が減った

使い始めてからふと気づいたのは、

  • 「夜中に一度も目が覚めてない日」が明らかに増えたこと。

もちろん、布団乾燥機だけが理由とは言い切れませんが、

  • 布団の湿気が飛んで、布団自体が軽く感じる
  • 足先が冷えにくくなって、途中で寒さで起きることがなくなった

この2つの効果はかなり大きいと感じています。

「なんとなく朝スッキリしている日が増えた」
→ 後から振り返ると、それが フェーンを使った日だった、という感覚です。

③ 朝起きたときに布団が「ふんわり軽い」

地味に感動したのがここです。

  • 湿気を含んだ布団って、知らないあいだに重くなっている
  • 乾燥させてあげるだけで、同じ布団とは思えないほど ふんわり

「今日、なんか布団軽いな…?」
と思って触ってみると、本当にサラッとしている。

毎日はさすがに無理でも、
週に2〜3回フェーンをかけるだけで、布団のコンディションが明らかに違うのを実感しました。

ほかのモデルと迷ったポイント(代替案としての視点)

せっかくなので、他のモデルと迷ったポイントも書いておきます。

レコルト RFK-1:デザイン&軽さ重視ならかなり有力

  • 約820gとかなり軽量で、幅7.3cm・奥行38.5cm・高さ7.0cmとかなりスリム。(レコルト)
  • 靴用ノズルもついていて、雨の日の靴乾燥にも使えるのが魅力。
  • 「とにかく軽くて、しまいやすいものがいい」「見た目もかわいい系が好き」という人には、フェーンと最後まで悩むポジションでした。

QUADS STICK DRY:コスパ&消臭重視ならここ

  • オゾン消臭機能付きで「乾燥+ニオイケア」を売りにしているモデル。(コストコ)
  • 価格も8,000〜10,000円前後と手に取りやすいレンジ。
  • 家族が多くて布団の枚数が多い、ペットもいてニオイケアもしたい、というご家庭ならかなりアリだと思います。

NELL ふとん乾燥機:睡眠を“投資”として考えるなら

  • 睡眠ブランドNELLが出したスティック型で、価格は3万円。(株式会社Morght)
  • アロマ対応で、温度・湿度・香りまで含めて「寝床内気候」を整えるコンセプト。
  • 「マットレスもNELL」「睡眠にはしっかり投資したい」という方には、世界観も含めてハマりそうな一台。

結論:フェーンは「寝つきの悪さにずっと悩んでいた人」に刺さる一台

いろいろ比較したうえで、今のところの率直な感想は、

フェーンは、“寝つきが悪い”“夜中に何度も起きる”という人の 第一歩の投資としてちょうどいい

というところです。

  • 価格はミドルクラス(約1.6万円前後)
  • 見た目がよくて、リビングに置きっぱなしでも気にならない
  • セットが楽だから、「めんどう」が理由で使わなくなるリスクが小さい
  • そしてなにより、布団に入った瞬間の「あ、今日は眠れそう」の安心感が手に入る

「睡眠の質を上げる」と聞くと、
マットレスや枕、サプリなどいろいろありますが、

  • まずは “布団の温度と湿気”を整えてあげる
  • それだけで、体感レベルの変化がちゃんとある

ということを、フェーンが教えてくれました。

これから布団乾燥機を検討する人へのアドバイス(実践ポイント)

最後に、これからスティック型布団乾燥機を買おうかな?という方に、
実際に使ってみて感じた「チェックしておくと後悔しにくいポイント」をまとめておきます。

  1. 置き場所を先に決めてから選ぶ
    • ベッドサイドに立てておくのか
    • クローゼットにしまうのか
    • ここをイメージしてから、本体サイズを確認すると失敗しにくいです。
  2. 「毎日使うイメージ」が持てるかどうか
    • ホース・マットの有無
    • 重さ、コードの長さ
    • スイッチ操作のシンプルさ
      → このあたりは、毎日の継続に直結します。
  3. 自分が一番気にしているのは“冷え”か“湿気”か“ニオイ”か
    • 冷え対策メイン → シンプルな温風モデルでOK
    • 湿気&ダニ → 乾燥モードがしっかりしているものを
    • ニオイも気になる → オゾン消臭機能付き(QUADSなど)も検討
    • 睡眠全体を整えたい → NELLのようなコンセプトモデルも候補に
  4. 「睡眠コスト」として考える
    • 例えばフェーンを3年使うと仮定すると、
      1.6万円 ÷ 3年 ÷ 365日 ≒ 1日あたり約15円ちょっと。
    • 「コンビニのコーヒー1杯より安く、寝つきと睡眠の満足度が上がる」と思うと、投資としてかなり悪くないと感じています。

まとめ

  • 今年買ってよかったものNo.1は スティック型布団乾燥機「cado フェーン」
  • 布団に入った瞬間から「あ、今日はよく眠れそう」と思えるのが一番の価値
  • 夜中に起きる回数が減り、朝の目覚めのスッキリ感がじわじわ改善
  • 他にもレコルト・QUADS・NELLなど、目的に合わせて選べるモデルがたくさんある

もし今年の冬、
「なんとなく寝つきが悪いな」「朝起きたときに疲れが残るな」と感じているなら、
スティック型布団乾燥機はかなり“アリ寄りのアリ”な一手だと思います。

この記事を書いた人 Wrote this article

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john-family 男性

ずっと旅行をしていたい。愛犬Johnが来てからはなかなか気軽にお出かけできなくなったけど違う癒やしにあふれているからOK。社会人生活はベテランです。兵庫県在住。興味があちこちにいくので雑記帳になっちゃうかも。