
はじめに
ベドリントン・テリアは、その独特な外見と愛らしい性格で多くの犬愛好家を魅了している犬種です。 特に、子羊のような優雅なシルエットとフワフワとした被毛は、見た目の可愛らしさだけでなく、ショードッグとしても注目を集めています。この記事では、ベドリントン・テリアの魅力や特徴、飼育する際のポイントについて詳しく解説します。

「いぬのきもち 犬図鑑」より
ベドリントン・テリアの外見の魅力
ベドリントン・テリアの最大の魅力は、やはりその外見にあります。 まるで子羊のようなシルエットは一度見たら忘れられません。 柔らかくフワフワとした被毛に独特のカットが施されることで、その優雅さが一層際立ちます。 体高は約41cm、体重は8.2〜10.4kgと小型犬としてはやや大きめで、特に後ろ足がたくましく発達しているのが特徴です。 この筋肉質な体型が、ベドリントン・テリアを力強く見せる要因となっています。
性格と特徴
ベドリントン・テリアの性格は、その外見と違った特徴があります。 見た目はおっとりとして優雅ですが、実はテリア特有の負けん気の強さを持っています。 非常に活動的で、瞬発力や衝動性もあります。また、飼い主に対して非常に忠実で、感情表現が豊かなので、家族とのコミュニケーションもとりやすいでしょう。 柔軟な体質を持ち、スキンシップを大切にするため、飼い主との絆を育むために最適な犬種です。
飼育時の注意点
ベドリントン・テリアを飼育する際には、いくつかのポイントに注意が必要です。まずは、毎日十分な運動量を確保することが大切です。また、子犬の頃から社会化や基本的なトレーニングをしっかり行うことが大切です。テリア特有の負けん気の強さをコントロールするため、初期段階でのトレーニングが重要になります。
被毛のケアも忘れてはなりません。ベドリントン・テリアは独特の被毛を持つため、週に1~2回のコーミングと月に1回のトリミングが推奨されます。異常形成、異所性睫毛(まつげの異常)などの健康問題に注意し、定期的な健康チェックを行うことが大切です。
歴史的背景
ベドリントン・テリアは、イギリスのノーサンバーランド州ベドリントンという炭鉱町で生まれました。1825年に作られた「パイパー」がこの犬種の祖先とされており、当初は狩猟犬として使われていました. その鋭い嗅覚と俊敏な動きで、ネズミやウサギなど小さな動物を捕える狩猟犬として好評です。現在では、家庭犬やショードッグとしても人気があり、その美しい外見と負けん気の強い愛らしい性格で多くの人々を魅了しています。

まとめ
ベドリントン・テリアは、子羊のような愛らしい外見と、テリアらしい負けん気の強い性格を併せ持つユニークな犬種です。ベドリントン・テリアの飼育を検討している方は、ぜひその魅力をじっくり楽しんでください。
この記事を書いた人 Wrote this article

john-family 男性
ずっと旅行をしていたい。愛犬Johnが来てからはなかなか気軽にお出かけできなくなったけど違う癒やしにあふれているからOK。社会人生活はベテランです。兵庫県在住。興味があちこちにいくので雑記帳になっちゃうかも。