
筆記用具は日々の生活や仕事に欠かせないツールです。私にとって、カランダッシュ(Caran d’Ache)は、書くという行為を一段と特別なものにしてくれる、欠かせない存在です。今回は、このスイスの名門筆記具ブランド「カランダッシュ」の魅力についてご紹介します。
カランダッシュの歴史
カランダッシュは、1915年にスイスのジュネーブで創業されました。ブランド名は、ロシア語で「鉛筆」を意味する「karandash」に由来し、フランスの風刺画家エマニュエル・ポワレが使用していた雅号でもあります。1924年、創業者アーノルド・シュバイツァーが倒産した鉛筆会社を買収したことから、カランダッシュは本格的にスタートを切り、1929年には世界初のシャープペンシルである「フィックスペン」を開発しました。このような革新的な技術と、職人の技を受け継いできたカランダッシュは、現在も世界中の筆記具愛好家から高い評価を受けています。
カランダッシュ製品の特徴
1. 卓越した職人技
カランダッシュは、スイスの職人による緻密な作業と最高品質の素材を用いることで、高級感あふれる筆記具を作り続けています。例えば、カランダッシュの代表的なシリーズである「エクリドール(Ecridor)」は、シルバーやゴールドプレートが施された高級モデルです。その美しい仕上げは、スイスの伝統と熟練の技術が凝縮されています。
2. 機能性とデザインの融合
カランダッシュの筆記具は、見た目の美しさとともに、その機能性も大きな魅力です。「849コレクション」は、シンプルでカジュアルなデザインが特徴で、六角形のボディが握りやすく、長時間の使用でも手が疲れにくい設計になっています。また、ボディカラーの豊富さから、自分好みの1本を選ぶ楽しさもあります。
カランダッシュの人気シリーズ
カランダッシュは、多様なニーズに応える製品ラインナップを展開しています。いくつかの代表的なシリーズを紹介します。
エクリドール(Ecridor)
1947年に初登場し、1953年から本格的に販売され始めた「エクリドール」は、シンプルかつ洗練されたデザインと、素晴らしい書き心地で多くのファンを魅了してきました。モデルごとに異なる彫刻や仕上げが施されており、「シェブロン」や「レトロ」など、さまざまなデザインを楽しめます。
849コレクション
1969年に登場した「849シリーズ」は、シンプルなデザインながらも、堅牢で機能的です。六角形のボディは、手にフィットするよう設計されており、長時間の使用でも疲れにくいのが特徴です。鮮やかなカラーバリエーションとコラボレーションモデルも多く展開され、若者からビジネスパーソンまで幅広い層に支持されています。
バリアス(Varius)
「バリアス」シリーズは、高級感にあふれた筆記具を求めるユーザーにぴったりです。特殊な素材を使用した「アイバンホー」や「エボニー」など、個性的なデザインが目を引きます。また、書き心地はもちろん、持つ喜びを感じさせるラグジュアリーな仕上がりが特徴です。
レマン(Léman)コレクション
「レマン」シリーズは、エレガントなデザインと豊富なカラーバリエーションが魅力です。名前の通り、スイスのレマン湖からインスピレーションを得た美しいラインは、上品さと機能性を兼ね備えた筆記具を求めるユーザーに愛されています。

まとめ:カランダッシュが特別な理由
カランダッシュは、100年以上にわたって、伝統と革新を融合させた高品質な筆記具を作り続けてきました。その魅力は、洗練されたデザイン、高い機能性、そして使う人の満足感を追求したものにあります。私自身も、カランダッシュの筆記具を使うたびに、その美しさと使いやすさに感動しています。
もし、あなたが上質な筆記具を探しているなら、カランダッシュは間違いなくおすすめです。エクリドールや849シリーズ、そしてバリアスなど、どのシリーズも一度手に取ると手放せなくなるほどの魅力があります。自分だけの特別な一本を見つけてみてください。
この記事を書いた人 Wrote this article

john-family 男性
ずっと旅行をしていたい。愛犬Johnが来てからはなかなか気軽にお出かけできなくなったけど違う癒やしにあふれているからOK。社会人生活はベテランです。兵庫県在住。興味があちこちにいくので雑記帳になっちゃうかも。